手作りバレル研磨機のモータをベビーモートルからシンクロナスモータへ交換

この記事は約4分で読めます。

ナショナルのハイパーベビーモートル(超古い廃盤品)から、オリエンタルモータのリアクションシンクロナスモーター3SK10GN-AULに交換しました。AC小型標準モーターと呼ばれるタイプのようです。使い方、取り付けの参考にレポートします。

モータ台座を切り出す

MDFの化粧棚板を張り合わせて、厚みを出した端材が手持ちにあります。これから適当な大きさに切り出したました。ジグを使っても直角をなかなか出せないのですが、今回はまあまあの材を切り出せました。

モーター台座の板をMDF化粧シール付き棚板から切り出しました。最近手ノコでもジグを使えば、なんとか直角もどきを切り出せるようになりましたが、、^^;

マウントの台座板はMDFの化粧シール付きを張り合わせて17mmあります。保護のため木端をリキテックスで塗装しました。

モータマウントを鉄アングルから切り出す

鉄アングルからモーターマウンターを作ることにしました。ボール紙で模型を作って試しています。なんとかなりそうです。

手持ちの材料でできる方法を色々考えましたが、
アングルから作るのがいちばん強度が出そうです。
取り付け方法は、工作紙でサンプルを作って検討しました。工作技術や手持ち工具から、2つのパーツに分けることにしました。

鉄アングルから金鋸で切り取り、パーツがまだ大きいうちに先に穴あけ。このあと2分割しました。ナチの刃はよく切れる気がします。

金鋸で「ゴリゴリ」と切りました。精度は酷いもんですが、なんとか使えそうです。手道具の金鋸でも結構な騒音が出ます。まあ長時間ではないのですが、、やはり気になりますね。

鉄アンブルから切り出したマウントは結局3SK10GNの表面から取り付けました。しっかりと取り付けられてよかった。

モータ台座板には、小さいビスで止め、モーターへはキャップスクリューM4で固定。正しくはM5のようですが手持ちが有りません。ワッシャー、バネ付きワッシャーも追加しています。早い段階で交換したいです。

モーターの交換

問題なく交換できました。プーリーは木製ベニア製の手作りです。ベビーモートルは他のお仕事をしてもらうつもりです。

ナショナルのベビーモートルは、廃盤品です。整流子モーターで速度調節がモーター本体でできます。小型で便利なのですが何しろ古いので安定しない気まぐれやさんです。バレル研磨では連続運転が長いので本体の温度やカーボンブラシの音などを常に気にしていました。交換する気持ちになったのは異音で分解するとカーボンブラシの止め金具が変形して回転子に接触していたことがあったからです。変形は治りましたし、カーボンも十分な長さが有るのですが長時間の連続運用には不安を覚えました。別な短時間使用で働いてもらおうと思います。なにしろ外観がレトロで素晴らしいです。

コンデンサの隣に端子台を無理やりつけました。カバーが無いのでプラ製のカバーを付けるつもりです。

端子台を取り付けて、各端子を圧着して稼働を始めました。端子台はまだ裸ではまずいのでカバーを取り付ける予定です。さすがにオリエンタルモーターです。騒音もなし。本体を触っても伝わってくる主な音はウレタンベルトの下手な接着痕の音が主なものです。バレル研磨機全体の騒音防止の密閉した状態でも40~50℃程度の温度のようです。小さなDCファン筐体に当たるようにしたら、冷たいです(^^)

読んでくれてありがとうございます。

コメント